"It's NOT a small world!!" 18からのバックパッカー

18からのバックパッカー 海外旅行紀

爆走! カレン族の村を目指して

こんばんは!チェンマイ2日目です。

今日は前回宣言した通り、カレン族(首長族、この呼び方はあまり良くないらしい)の村を目指しました!カレン族の村はチェンマイから40キロくらいのところにあるらしい。ただここの村はカレン族の本拠地ってわけやなくてそれに比べたらほんとに小さな村。しかも隣にはリゾートホテルが隣接しちょってほんとに観光用の村って感じ。

移動手段はバイクをレンタルしてみた。料金は1日150B(約500円)でツアーに参加したりソンテウで行ったりするより安上がりやからこれを選んでみたけど、このせいで思わぬトラブルに遭ってしまった、、、

人生初バイクやったけどレンタル屋のおっちゃんにジェスチャーで乗り方を教えたもらったら、意外と自転車よりも簡単に操縦できた!免許証は持ってなくても何も言わずに貸してくれる。交通ルールは全く分からんき安全運転で行きました。

ただこのバイク旅では2つの大きなトラブルが起きた。

1つ目が警察の検問。最初の検問では警察の呼び止めに気づかんフリをして通り過ぎたら大丈夫やったけど、まさかのもう一ヶ所でも検問しよった。タイ警察の目的はもちろん正義のためなんかではなく、賄賂を受け取りたいがため。賄賂を1000B(約3300円)も要求してきやがった。抗議しても全然聞いてくれんき渋々1000B払った。正直これはかなりキツイ。ただでさえ現金制限されちょって、昨日とか130B(150円)のTシャツを30分粘って100B(100円)に値切ろうとしよったのに、、、このショックを抱えながらツーリングすることになってちょっと残念やった。まあ国際免許証持ってない自分がいかんがやけどね。

もう1つのトラブルは帰りにスコールが急に降り出したこと。ちょっと雨が降ってきたと思ったらほんとに30秒くらいで大雨になっちょった。今ってタイは雨季やからスコールとか降りやすいらしい。降ったり止んだりする中を必死に爆走しよったき正直全く楽しくなかった。

まあそんなこんなで2時間かからずにカレン族の村に着いた。かなり山奥の方にあって近くにはエレファントキャンプが点在しちゅう。

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村の場所はこのMAETAMAN ELEPHANT CAMPの近く。実は着いたときガソリンが尽きかけで無事に帰れるかどうかビクビクしよった。こんな山奥でガス欠になったらほんまに死ぬ。

ここでカレン族について少し説明すると、正式名称はカヤン族って言うっぽい。カレン族はちょっと別の民族らしいけど総称して一般的にはカレン族って呼ばれるらしい。もともとはミャンマーにおったけど戦火を逃れて難民としてタイの山間部でも生活しゆうそう。彼らの収入源は入村料とかお土産物の販売とか。ちなみに自分が訪れた村の入村料は500B(約1650円)。「人」が観光の対象になっちゅうきUNHCRが「人間動物園」って避難したらしく、その是非を問う声も多い。

実際訪れてみた感想としては、すごく静かでのどかな村で、カヤン族の方々もみんなおだやか。自分に対してどの人も笑顔を向けてくれて歓迎してくれゆう雰囲気すらある。自分も「人」を観光の対象にしちゅうってことに引け目を感じよったけど、実際カヤン族の人からするとそんなのどうでもいいのかもしれん。まあ実際観光客が来んかったら生活していけんのかもしれんしね。

村を見て気づいたこととしては村に子供がたくさんいること。それもみんな3歳くらい。人口50人もおらんくらいやのによくこんなに子供おるなーっておもった。それとカヤン族の人たちはほんとに美人。美人が多いとかやなくって全員美人でちょっと不思議やった。

写真を撮りたかったけどやっぱり写真をバシャバシャ撮るのはちょっと気が引ける。というわけでカヤン族の仕事のお手伝いをしてその代わりに写真を撮らせてもらうことにした。

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この村での女性の仕事は基本的に機織りで土産物のスカーフ(自分の上の方に写っちゅうようなやつ)なんかを作ることで、男性は釣りに行ったりしよった。大学で一回機織り機使ったけどもっと真面目にやっちょけばよかった。

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全くやり方分からんかったけど、笑いながら一緒にやり方教えてくれて、ほんとにおだやかな人たちやなーって思った。ちなみに1枚目の写真はカヤン族の方に撮ってもらった。

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最後にツーショット。

実は人物を写した写真はこれだけ。もっと写真撮っとけばよかったとも思うけどまあしょうがないか。

まとめとしては、カヤン族の人みんな穏やかで幸せそうで、何か自分までホッとするような場所やった。日本人もみんなこんな感じやったらどんなに良いやろ、、、物質的に豊かなことが幸せってことやないって改めて実感した。ここを観光地にするのには賛否両論あるやろうけど、彼らが望むようにするのが一番いいと思う。彼らができるだけ自分たちの生活を送り続けることができたらなー。

というわけで今日はかなり現金を使ってしまったので、明日は節約しながらゆっくり市内の寺院巡りでもしようかなーって感じです。チャオ!