俺らハノイさ行くだ
こんばんは!気づけばこの旅を始めてから15日です。やっと折り返し地点。今日はハノイ観光でした。先に言っときます。ハノイ、正直今までの都市の中で住みたくない街ランキング1位です。
ハノイ観光の前に、ベトナムを横断するためのオープンバスチケットを買うために旅行代理店を目指しました。ハノイで一番メジャーな旅行代理店は"The Sinh Tourist"っていうお店。あまりにも人気すぎたらしくてハノイの旅行代理店の90%くらいはこの会社のパクリです。ただ偽物のお店でもそこまでぼったくられたりはしないっぽい。現に自分も会社のロゴが全く同じやったき信じて入ってみたけど偽物やったっぽい。ハロン湾1日ツアーは28$くらいで相場と同じくらいやったんやけど、オープンバスチケットは40$やって相場より5$高く買ってしまった、、、
オープンバスっていうのは35$でベトナム縦断できる超お得なチケットなんやけど、簡単に言うと青春18切符と同じような感じ。値段によって行ける都市が変わってくるがやけど、35$のやつは、ハノイ、フエ、ホイアン、ニャチャン、ホーチミンの都市を好きなタイミングでバス移動できる。メリットは安いこと、好きな時にバスに乗れるってことながやけど、デメリットはホイアンとホーチミンだけに行きたい!ってなっても絶対全ての都市に一回止まらないかんこと。まさにホイアンとホーチミンだけに行きたかった自分にとってはちょっと微妙やったかも。っていうか実はあんまり時間がないことに気づきつつある。
というわけでこっからは本題のハノイ観光について!ハノイ最大の目的はハロン湾に行くことやったから、正直ハノイの中で行きたいとこはタンロン水上人形劇くらいやった。なんで最初にハノイが住みたくない街ランキング1位って言ったかというと
この写真。
ちょっと分かりづらいかもしれんけど、こんなに狭い路地でさえ、信じられんくらいの車とバイクの数。街中クラクションの音が鳴り響きよって頭が痛くなる。ちょっと横断歩道を渡るだけでもめちゃくちゃ神経消耗するわ。街をただ歩くだけで今までの街歩きの3倍くらいは疲れます。
そんなこんなで、まずはサパでのトレッキングツアーで靴底がとれかけてかなり歩きづらくなっちょったき、ハノイ旧市街で新しい靴を探しに行きました。ホアンキエム湖の北側には靴屋がめちゃくちゃ多くて選ぶに選べんくらいやった。
そんな感じで散歩してると、ある1人の男性が話しかけてきて、靴底がとれかかった自分の靴を見て修理してくれ始めた!最初は「なんていい人なんやろ!」とか思いよったけど、後々これがハノイで有名な詐欺やっていうことに気づくことになります、、、
こんな感じでめっちゃキレイにしてくれたんやけど、修理が終わりそうになったときくらいに電卓で1500000っていう数字をチラッと見せてきた。「なんやこいつ結局金取るんかい」とか思いながら、まあ新しいやつ買ったら30万ドン(約1420円)くらいするきそっから考えたら15万ドンでもいっかーって感じで20万ドン渡したら、「銀行に行け」って言いだした。この辺であーこいつ詐欺師やなって気づきました。こいつが電卓で見せた金額は15万ドンやなくて150万ドン(約7400円)だったのです。俺が渡した20万ドンをポケットの中に突っ込んで返す素ぶりはないし、銀行行けってうるさいし、こんときは久々にブチ切れた。いやここ一年で一番腹立った。と言いながらも、ここで金払わんかったらやばいがかなー、とかビビってしまって、散々ブチ切れて金返せって言いまくった後、こいつのポケットから10万ドンだけ奪い返してその場を立ち去りました。そいつが全く追いかけてこんかったき、これはやっちまったかなーって思って靴修理の相場を調べてみたら1、2万ドンくらいらしいです笑 まさかの相場の100倍でぼったくろうとしよったっていう。みなさん、ハノイではまじで気をつけてください。一銭も払う必要ないです。逆に利用すればタダで靴修理できるかもしれんけど笑
これがハノイが嫌いになった第2の理由です。まあ10万ドンって500円もせんがやけど、こんなやつに金を払ってしまったと考えるとめちゃくちゃ悔しい。ほーりーしっと。これからは気をつけます。
その後はなんとかこの怒りを抑えながらベトナム国立歴史博物館とタンロン水上人形劇に行ってきました。
博物館の中はこんな感じ。今までどうせ英語で書かれちゅうき分からんって理由で敬遠しちょったけど、実際行ってみたら何も分かりませんでした、はい。ただここだけはハノイの喧騒からは無縁の場所やったし、たまに世界史で習った単語とかが出てきちょってテンションがちょっと上がった。ベトナム戦争とかについての展示もあるがかなーって思って行ってみたがやけど、どっちかっていうと石器時代とかの展示物が多かった。
その後はタンロン水上人形劇を観にいきました!
人形劇のストーリーは分からんかったけど、それでも十分楽しめるような劇やった。会場からはたまに笑い声が起こることもあります。感想としては、単純に人形使いの人と演奏者の人たちすげーって思いました。いや部隊の奥からは人形の姿見えてないはずやのに、なんであんなに正確に人形動かせるがやろ。ほんとは見えちゅうがかな。演奏に関しては誰が聞いてもすげーってなるくらいの迫力があります。
最後に夜のハノイの写真。
散々ハノイのこと叩いてきたけど、ハノイのこの感じだけは好きです。ホアンキエム湖の北側は土日は歩行者天国になるらしくて、ここでみんなシャボン玉で遊んだり路上ライブやってたりセグウェイ乗ったりしてて楽しそうでした。ただドラえもんの頭身がちょっと変やったかも。4枚目みたいな感じでホイアン旧市街ではナイトマーケットも大規模に開かれてました。
まとめとしては、ハノイでの詐欺はこれだけやなくて、タクシーにカモられたり、激マズのパンを売られたり、金額は大したことなかったけど何回か遭遇しました。まあ、これに関しては今さら悔やんでもしゃーないし、金額も大したもんやなかったし、明日からは切り替えていきます!ベトナム人みんなが悪い人やないっていうのは分かっちゅうしね。