世界遺産のノスタルジックタウン ホイアン
こんばんは!町そのものが世界遺産として登録されているホイアンにやってきました。
フエに到着したあと、ベトナム統一鉄道でダナンへ。そこからバスでホイアンまでやってきました。総所用時間4時間ほど。料金は鉄道が6.5万ドン(約310円)、バスが2万ドン(約100円)でした。
列車の中はこんな感じでわりと快適。やっぱ今まで訪れてきた国の中では一番ベトナムが発展しちゅう気がする。それなのに物価がめちゃくちゃ安いのがすごい。マレーシアもベトナムもタイもそれなりに発展しちゅうのに物価が安いのはなんでながやろ。ラオスは逆に物価高いし。話を戻すと、ベトナム統一鉄道めっちゃ良かった!
海沿いを走りよったき、山の上からビーチとかも見えて景色がめっちゃキレイやった。この日は天気も久々に快晴やったし。オープンバスじゃなくて鉄道でベトナム横断するのも悪くなかったなー。
というわけでダナン駅に到着。ダナンはどっちかというとリゾート地が多くて、珍しい場所とかがそんなにあるわけやないきそのままスルーします。
ダナン、ホイアン間には循環バスが出てて、停留所まで歩いて向かっていると、偶然バスが横を通ったので途中から乗せてもらえました。外国人はこういうバスでぼったくられることが多いらしいけど、自分は黙って2万ドン出したら何も言われんかった。他のブログとか見たら外国人料金として5万ドンくらい払っちゅう人も多いっぽい。
バス内はこんな感じ。バスの外側は真っ黄色に塗られてます。思えばローカルバスに乗るのはこれが初めてやった。やっぱ安いのが一番の魅力。
ホイアンは海のシルクロードを結ぶ一都市として中継貿易で栄えた町。日本人町も作られてて、どこか日本チックなところもある。ホイアンの一番有名な観光地は来遠橋(日本橋)やしね。この町はランタンの町として有名で、町の至るところにランタンがぶら下がっちょった。町並みは、木造建築や、壁が黄色く塗られた中国建築が多いです。
ホイアンに着いたら、まずは明日オープンバスでホーチミンに向かうためにバスオフィスに向かいました。するとここで問題発生。明日のバスは席が埋まってるかなんかで乗れないらしい。現時点でかなりスケジュールぱつぱつやのに、ホイアンで3日過ごすことになりました。スケジュールだけじゃなくて、ホイアンで3日もおったらすることがなくなるってのも問題やけど。
そのあとホテルのチェックインを済ませて、旧市街へ向かいました。ホイアンの良いところは、良い意味で「ベトナム感」がないところ。めちゃくちゃ静かで綺麗な町です。町が静かな理由は、旧市街は歩行者天国になってるから。自転車は走っとるけど。町を散歩してても、すごく気楽に歩けてオシャレな町並みを楽しめます。なんか高校の遠足で岡山の倉敷に行ったの思い出した。
この時が2時くらいでお腹が空いてたので昼食をとることにしました。ホイアンには3大料理があって、そのひとつがこのカオラウという料理。
にほんじんが持ち込んだうどんから派生した料理らしくて、実際に麺はほんとにうどんに近い。料金は3万ドン(約150円)。先に言っておくと、この料理、今まで食べた料理ベスト3に入るくらい美味しかった。やっぱ日本人の口に合うんやろうか。1日3食カオラウでも余裕ってくらいには美味しい。
これが日本橋です。夜にはライトアップされてました。その逆側にはこんなものが。
やっぱホイアンって日本と繋がりが深いとこなんやなー。
天気が良かったのもあって夕焼けがめちゃくちゃ綺麗。そしてだんだんとランタンが赤くなる時間帯に。
自分が今まで生きてきた中で、間違いなく一番美しい町やった。写真じゃ伝えきれんのが悲しいくらい。高知で言えば、小ちゃい神社で開かれる輪抜け祭りを大規模にした感じ。説明下手やけど、そんな感じのちょっと田舎っぽいノスタルジーがある。道後温泉の温泉街みたいな感じやろか。
ホイアンでは月に一回、満月の夜にランタン祭りが開かれるらしい。この祭りの日は街灯が全て消されてランタンの灯りだけが灯されるらしい。川には灯篭もいっぱい流されるらしい。こんど行くときはぜひそのタイミングで訪れたいなー。
ホイアンの町はいつ、どこを歩いても全然飽きんし、ゴミもあんまし多くなくて清潔やし、何より静かやし、ベトナムとは思えんオシャレな町やった。この町が世界遺産なのには納得やね。
明日は自転車で地方の村へでも行こうかなーって感じでいます。ホイアンは歩いてるだけで楽しい場所やから逆にすることがないがってね、、、
というわけでまた明日!チャオ!