"It's NOT a small world!!" 18からのバックパッカー

18からのバックパッカー 海外旅行紀

「東のアンコールワット」ベン・メリア

こんばんは!昨日訪れたのは、「東のアンコール・ワット」と呼ばれるベン・メリア。旅でし会う日本人の方はみんな口をそろえて「ベン・メリアが良かった」って言っていたので、どうしても行きたかった場所でした。

ベンメリアはシェムリアップからトゥクトゥクで約2時間ほどの距離にあります。道中ではかなりの田舎道を行くので、カンボジア独特な高床式住居や地元の人びとの暮らしぶりが垣間見えます。みんな家の下でゴロゴロしたり食事したりしてました。この時一緒にベンメリアに行くことになったのは、昨日アンコールワットを一緒に巡った大学生2人組のサンウさんと太郎さん、それからこの日出会った大学院生の杉井さんです。みんな面白くて会話も弾んで楽しかった!

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道中の写真。高床式の家です。

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ベンメリアに到着すると地元の子供たちがゴム跳びで遊んでました。写真を撮らせてくれたんやけど、やっぱりその後はお金をせびられた。こういう時つくづく日本のお菓子でも持ってきちょったらなーって思います。お金をあげることはできんくてもお菓子くらいならあげれるし。

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これはナーガの像。ベンメリアのナーガは保存状態が良くてきれいな形を保ったものがいくつかあります。実際、アンコールワットのナーガにこんなに状態の良いものは1つもなかったです。たいてい首は5本そろってなかったり顔の部分が剥げ落ちたりしてます。

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ベンメリアはどんな遺跡かというと、前日に訪れたタ・プロームにちょっと似てます。崩壊がかなり激しくて、ほとんど遺跡の内部には入れないし、ほぼガレキの山となっている部分も多く、遺跡の至るところに巨木がそびえ立ってました。ここもラピュタのモデルとなった場所と言われてますが、実際には根拠のない話だそうです。ただやっぱりラピュタの世界観とはすごくマッチした場所ではありました。

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ほとんどの部分が崩壊していましたが、逆にその崩壊の仕方がすごく良い雰囲気でした。なんかこう「忘れ去られた太古の遺跡」って感じで。ベンメリアの面白いところは、遺跡を上から見学できるところです。ガレキのせいで地面を歩くことはできないので、木で作られた、遺跡の上を通る道をあるかことができます。

最後の2枚の写真は中央祠堂です。完全に崩壊していて、祠堂のど真ん中から大木が突き出してました。

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こういう場所を歩けるのも面白いです。岩の上に立つとグラグラして今にも崩れそうやった。ケガしたら自己責任やけど。

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そういえばこんなのもあった。木でできた天然のブランコ。地元の子どもたちが教えてくれました。カンボジアにはこんな感じの不思議な木が多くて、日本では見られない熱帯気候特有の大木とか、木から木へと絡まっていく木なんかもあったりします。地元の子どもたちもブランコだけやなくて色んな種類の遊びをしてて楽しそうでした。頼んでもないのにガイドをしてきてチップを要求してきたりするけど。まあでもやっぱりどこの国でも子どもは可愛かった。ちなみに手前に写ってるのは杉井さんです。

というわけでベンメリア終了。やっぱり楽しめるのはここの独特の雰囲気やった。ほんとに漫画とかアニメとかに出てきそうなファンタジーの世界を実感できます。廃墟マニアとかの人にはたまらなさそう。ここも訪れて良かったと思えた場所です。

その後は4人でご飯を食べに行くことになりました。

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ここはパブストリートのスープドラゴンという店。料理名は忘れたけどこの鍋が有名らしいです。誰かとご飯を食べることの良いところは、こんな風に1人じゃ食べれない料理を食べれるってことと、単純に色んな話が聞けて楽しいってことです。鍋はめちゃくちゃ美味しかった。パブストリートの店は、値段は観光客向けやけど料理は美味しい。シェムリアップのイメージはアンコールワットしかなかったけど、実際行ってみると観光業が発展していて楽しい場所でした。

その後はフットマッサージの店に行ってみました。30分1$でやってくれる店もあってめちゃくちゃ安い。自分たちが入ったのは30分3$のお店。こういったちゃんとした場所でマッサージを受けるのは初めてやったし緊張しちょったら、まさかの僕だけオカマにマッサージされました笑 投げキッスとかしてきてかなり身の危険を感じたけど、どうやら隣のサンウさんの方が好みやったらしく、マッサージ自体は無事終了。確かに気持ちよかった。どこの国でもオカマはノリが良くて、誰かと一緒に行けばすごく盛り上がります。今回も笑いが絶えずリラックスしようにもできないくらい楽しかった笑

というわけでシェムリアップもこれで終わりです。ついに明日バンコクに帰ってきます。長かった。明日からはバンコクでゆっくりしようかなーって思います。ではまた!