"It's NOT a small world!!" 18からのバックパッカー

18からのバックパッカー 海外旅行紀

ベトナム戦争の記憶 クチ

こんにちは!更新を二日分サボっちゃいましたけど、これには深い理由があります。ただホテルに帰るのが遅かっただけやけど笑

先に言っておくと、16日はあまりにも色んなことが起こりすぎて、確実に全て書ききることはできないです。なのでザーッとこの日のことを要約しながら書いていきます。

まず僕が訪れたのがベトナム戦争証跡博物館。ここにはベトナム戦争で使われた武器、ジャーナリストの写真、ベトナム戦争の経緯を簡単に説明する展示などがあります。ベトナム戦争について知りたいなら、ここに来れば全部理解できる!

先にベトナム戦争についてちょっとだけ説明しておきます。フランス領だったベトナム第二次世界大戦中に日本軍が占領します。日本軍が降伏した後はホーチミンって人が独立をめざしたんやけど、フランスが介入して、ベトナム南部に傀儡政権を作ります。この時に起こった戦争が第一次インドシナ戦争

この戦争でフランスが敗北して、ベトナムがついに独立すると思いきや、、、ジュネーブ協定により北緯17度線を境にベトナムは分断されます。南ベトナムにはアメリカの傀儡政権であるベトナム共和国が誕生。それに対抗して北ベトナムでは南ベトナム解放民族戦線(ベトコン)が組織されます。時のアメリカ大統領、ジョン.F.ケネデイはドミノ理論ベトナム共産主義化すると、その影響で他の東南アジア諸国まで共産主義化してしまうという理論)を掲げて南ベトナムを支援することに。その後、トンキン湾事件を機にアメリカは本格的に軍事介入を始めていきます。こうして始まったのがベトナム戦争です。この戦争はアメリカが敗北した唯一の戦争で、その後のアメリカ衰退の最大の原因となります。

まだまだベトナム戦争については説明が足らんやろうけど後は自分で調べてください笑

というわけで博物館の話に移っていきます。

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博物館の入り口にはアメリカ軍が使用した爆撃機、戦車などが展示されてました。

博物館内には、多くのジャーナリストによって撮影された写真も展示されてます。

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一番上の写真はあまりにも有名な沢田教一さんの写真。これ以外にも、このブログには載せられないような写真はたくさんありました。アメリカの国益のために行われた戦争。戦争はいつだって戦場で戦っている当事者の意志とは関係なしに、国家がただ国益のために始めるもの。ベトナム兵は自分たちの意志で戦場に赴いたかもしれんけど、とにかくこの戦争が両軍の兵士に深い傷を負わせたのが分かります。

アメリカ軍は、解放軍のゲリラ攻撃に対抗するために焦土作戦枯葉剤を駆使していきました。特にひどいのは枯葉剤。三枚目の写真は枯葉剤によって枯死したマングローブ林です。ここに立っている男の子は枯葉剤の影響で脳神経がおかしくなり、この後長くは生きられなかったそうです。枯葉剤の影響で生まれてくる

奇形児の写真はかなり精神的にくるものがありました。体がつながって生まれてきたベトちゃんとドクちゃんが有名ですけど、博物館内にはその何倍も悲惨な写真があります。不謹慎な言葉かもしれないけど、あえてその時感じた率直な感想を述べると、同じ人間とは思えないような人々の写真ばかりでした。

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最後に訪れた場所では、世界で巻き起こったベトナム戦争反戦運動の記録が残されていました。上の写真はフラワーチルドレンと呼ばれる、アメリカの若者たちが起こした反戦運動の写真。

そして驚いたのがその下の写真。この部屋は「特別展示室」という表記になっていて、何が展示されてるのかなーって思いながら入ったら、この部屋には日本で起こされた反戦運動の記録だけが展示されてました。実はこの部屋にくる前から、博物館内には日本と深くつながりの深いものが多かったのには気づいていました。ベトナム戦争のジャーナリストにも日本人はかなり多かったし、日本から寄贈されたベンチなどが置かれていたり。

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このような写真も多く飾られていました。ベトナム戦争からの復興に日本が大きく関わってたんだなー。明らかに日本は特別扱いされていて、ちょっとだけ日本人としてうれしくなりました。

小学校のころに修学旅行で原爆資料館に行ったけど、あれから6、7年経った今も感想はあんまり変わらんかもしれん。でもあの時ただ感じたような底知れない恐怖よりも悲しさのほうが強かったような気がする。こういう場所は決して楽しい場所ではないんやけど、それでもやっぱり一回は訪れてみんといかん気がする。

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その後に訪れたのがクチ。ここには解放軍が利用したクチ地下トンネルの中に入れたり、どのようにしてゲリラ攻撃を行なっていたのかが分かります。この写真は実際のサイズのトンネルの入り口。自分も入ってみたんやけど信じられんくらい狭かった。雨が降っていたのもあって湿気と暑さと暗さが酷い。こんなところで戦争していたのか思うとすごい。

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これは解放軍によるトラップです。落ちたら確実に串刺し。こういうの見てるとベトナムがアメリカに勝利した理由が分かる気がする。

あとは戦車に乗ってみたりすることもできました。実際行われた戦争がどういうものやったのかを知れるのがクチ。射撃場もあって、クチに着いた時から銃声が鳴り響きよったんやけど、自分たちは雨が強くなったせいで射撃できませんでした。

ちょっと短いけどクチはこんな感じ。以上2つの場所からベトナム戦争の記憶をたどって行った1日でした。

その後は同じドミトリーで一緒にクチに行った韓国人の大学生と前日出会った女の子とご飯を食べに行きました。奇跡が起こったのはその後ホテルに戻ってから。まさかの同じ部屋にルアンパバーンの象使いツアーで出会った高橋さんに再開しました!高橋さんは脱サラして世界一周中らしく、ルアンパバーンから南下してカンボジアに行き、ベトナムを北上すると言っていたので、どこかですれ違うやろうねーって2人で話しよったがやけどまさかこんなところで再開するとは!さらにもう1人、同期の男子にも出会いました。自分が高知県出身やって言ったら、シェムリアップ高知県民に会ったって言ってて、話を聞いてみると自転車でプノンペンを目指してるらしい。この時ほんとにビックリしたんやけど、この人僕の知り合いです笑 同じ塾の先輩でした。卓球部さん、またの名をボラギだけさんというんですけど、東南アジアを自転車で旅するという話だけは知ってた。でもまさかこんな形で噂を耳にするとは。次の日また奇跡が起こります。いろんな出会いに感動する1日でした。

それではまた!チャオ!

ベトナム最大の都市 ホーチミン

こんばんは!ホイアンから約24時間かけてホーチミンにやってきました!

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こっちで乗る夜行バスには、基本的にこういう感じでベッドになってるんで想像よりはキツくないです。狭いけど。

この日はバス移動だけでつまらんなーって思いよったがやけど、たまたま日本人の人にバスで会うことができました。それもなんと同い年で女子。たまーーに女子で一人旅しゆう人見るけど、まさか同学年でおるなんて、、、しかも親に嘘ついて海外一人旅してるらしいです笑

そのおかげで長いバス移動も、高校、大学の話で盛り上がって思ったより退屈じゃなかった!

ホーチミンに到着したのは午後6時半ごろ。そのあと2人でご飯を食べに行くことになりました。

全然知らんかったがやけど、ホーチミンは首都ハノイよりも都会です。でもハノイほどうるさくはないし、あんまり汚くもない。高層ビルが立ち並ぶような大都市で、オシャレな店が多い気がしました。

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ご飯を食べた後はナイトマーケットに行ってみることになりました。彼女がTシャツが欲しかったらしくていろんな露天を見て回ったがやけど、これがめっちゃ面白かった!Tシャツ1枚300円くらいで売ってる店があれば、その5メートル先には1万円で売ってる店が普通にあります。ホーチミンのナイトマーケットの人たちはみんな日本語がちょっと喋れたりします。僕たちが日本人やと分かったとたんにぼったくってくる人ばっかなんで要注意です。しかも店から出ようとすると体を掴んできて無理にでも買わせようとしてきます。日本人そうとう舐められてます笑 結局その店は最初Tシャツ1枚5000円で売ってきたんですけど、最終的に250円で買えました。店員のおばちゃんに100万ドン(約5000円)って打たれた電卓を4万ドン(約200円)って打って返したら、"You BAKA!! BAKA!!"ってめっちゃ罵倒されて面白かった笑 でもそれが結局5万ドンで買えるがやきどっちがバカやねんって思うけど笑

ナイトマーケット行ったらぜひ値切り交渉やってみてください。旅の醍醐味の一つです!

明日はベトナム戦争について知るために、ベトナム戦争証跡博物館とクチトンネルに行ってみます!ホーチミン最大の目的はベトナム戦争について学んでくること。何か少しでも感じて帰ってこれたらなー。

ではまた明日!チャオ!

チャンパー王国とミーソン遺跡

こんにちは!今日は午後5時半のオープンバスに乗ってホーチミンまでのバス移動が続くので早めの更新です。前回6時半のバスって言ってましたけど、あれ間違いでした。

ミーソン遺跡へのツアーは、ミーソン遺跡でサンセットかサンライズを見るツアーが人気っぽい。まあそもそもミーソン遺跡自体そんなに人気の観光地ではないっぽいけど。自分は時間の都合で日の出を見る方を選びました。朝4時半に集合でそこから1時間くらいかけて遺跡までバス移動やった。なんか5、60人乗れそうな大型バスが手配されちょったがやけど、まさかのツアー参加者5人やった。値段は入場料も含めると45万ドン(約2200円)。

あんまりツアーばっかに頼るのも良くないかなーって思いよったけど、今回はほんとにツアーでよかった!って思えた。その理由は英語ガイドの存在。正直このガイドの人がおらんかったら何もなく終わっちょった気がする。もちろん自分は英語を聞くのも話すのもほとんど出来んがやけど、こういうツアーの英語ガイドの人が喋る英語はめっちゃ分かりやすい。ジェスチャーを交えながら、ゆっくりとハキハキした英語を喋ってくれるので、話の半分くらいは理解できます。やっぱり海外旅行しながら英語の勉強したい人は、こういう遺跡なんかの英語ガイド付きツアーに参加するのがいいと思う。それに、1人で来ても絶対に気づかないような遺跡の詳細が聞けて面白い。

というわけでこっからは全部その英語ガイドさんからの受けおりです。まあ間違って聞き取っちゃってる内容もあると思うんで悪しからず。

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ミーソン遺跡は古代チャンパー王国の聖域。それもヒンドゥー教の聖域です。だから今までの仏教寺院とは一味違うかった。

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まずは建物のレンガの説明から受けました。上の方のちょっと黒みがかったレンガが、チャンパー王国で約800年ほど前に作られたものです。逆に下の方のオレンジのキレイなレンガは20年ほど前に作られたもの。

下の方のレンガは修復のために作られたって言いよったような気がする。チャンパー王国の技術を表しちゅうのは、レンガとレンガの間の隙間が全くないとこらしい。たしかに何か頑丈そうな感じがする。

遺跡には2種類の建物があって、1つは"Tower"もう1つは"Temple"らしい。この2つには明確な違いがあって、前者は王様が生活したりできる場所で、後者は儀式を行う場所、っていう風に役割が全然違います。だから前者には窓が作られちゅうけど、後者には窓が1つもないです。

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"Temple"の内の1つの中に入ってみました。中はほんとに真っ暗。中には祭壇があったんやけど、暗くて写真に写らんかったき、外にある似たような祭壇を後で載せます。

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中から入り口の方を見ると、対角にまた建物が見えました。手前側に見えるのは天国への門らしい。その奥にあるのがシヴァ神を祀る建物?的な感じの説明やった気がする。これらの建物は方角もちゃんと計算して作られちょって、東西方向に並んでます。太陽光が入り口から中に入って明るい時と暗い時がある。

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中にあった祭壇はこれに似たもの。この上から水を注ぐらしい。王と女王がこの祭壇を挟むように立って、水を注ぐと、手前の出っ張った部分から水が流れます。ちなみにこの出っ張りの部分は必ず北を向いているそうです。なぜなら北は風水的な意味で良い方角やから。その理由はインドから来てて、インドの川の水源が北にあるから、みたいなこと言いよった気がするけど自信はない。

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これはシヴァ神の像で、男性であり女性でもあるそうです。なんかヒンドゥー教にもいろんな説があって、この遺跡の中でもシヴァは男性やったり女性やったりしました。頭がないのはフランス軍が占領した時に略奪されたからです。理由はアユタヤ遺跡の時と同じ。

胸にうっすらと見えるのが、シヴァの操る蛇、ナーガです。ちなみにシヴァが操るもう一頭の動物は象、ガネーシャです。蛇と象がヒンドゥー教で神聖とされる動物らしい。

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これは遺跡で倒れていた柱。ちょっと遺跡の雰囲気と違うなーって思いよったら、これはパルテノン神殿とかの、西洋の建築技術を取り入れたものらしい。これはホイアンが海のシルクロードの中継地やったからこその産物。

ちなみに遺跡にある巨大な石は象か水牛に運ばせたそうです。

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これは「リンガ」って呼ばれる男性器の象徴。何かよく分からんけど、リンガは3つに分かれてて、上からシヴァ神ヴィシュヌ神ブラフマー神のものらしい。

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これはさっき言った"Temple"の方ではなく"Tower"の方。ちゃんと窓が作られてます。窓の三本の柱はヒンドゥー教三大神を表してます。ヒンドゥー教関連で「3」に関連するものを見つけたらだいたいそういうこと。

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この建物はベトナム戦争時にアメリカの空爆で破壊されたものです。ミーソン遺跡はベトナム戦争時に、解放軍が基地として利用したため、アメリカの空爆の標的になったそうです。だからほとんどの建物はぶっ壊れてます。所々に銃弾の跡もあって戦争の傷跡が残っているのが分かります。

、、、とまあこんな感じで1つ1つ解説していけばキリがないのでこの辺にしときます。ミーソン遺跡は今まで訪れた遺跡の中では一番地味やったけど、英語ガイドのおかげで一番深く知ることができた遺跡やった。正直、期待はしてなかったけど行ってみるもんやね。

というわけで今日からホーチミンに向けて出発します。たぶん明日の夜には到着しちゅうやろーなー、、、たぶん。ではまた明日!

夜は短し歩けよホイアン

諸君、異論があるか。あればことごとく却下だ。こんばんは。小説のタイトルをパロディにするの好きなんやけど、もはやネタ切れ寸前です。ただ言いたいだけになっとる。

今日は自転車に乗ってホイアンの町を散策してきました!まず訪れたのがタンハー村。この村は陶磁器で有名らしくて、村では陶磁器作りも体験できるらしい。ホイアン中心部から3キロほど。意外と近い。ツアーに参加していくのが普通なんやろうけど、とりあえず自転車で行ってみた。

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道中の景色は結構キレイやった。天気も良かったし、夏の田舎道って感じ。ただくそ暑いのと砂埃がすごいのがキツかった。ベトナム人ってみんなマスクしちゅうけど、その理由はバイクの排気ガスとか砂埃とかで空気が悪いきながやろーな。

タンハー村の近くに到着すると、なんか変な建物を見つけた。

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レンガ造りの建物で、オレンジいろの建造物ばっか。中に入ってみると、どうやらここは、タンハー村で作られた陶芸品と、この地でかつて出土した土器なんかを展示してる場所らしかった。

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正直、こういう美術館、博物館みたいな類の場所に来て何かを感じられるほどの芸術センスはないがやけど、こんなに昔から同じ陶磁器作りが続けられてるんやなーって思うとちょっと不思議。

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一番すげーってなったのが陶磁器でつくられた世界遺産の建造物。建物の中もしっかり作られてて、この技術には衝撃。

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ちゃんと日本の世界遺産もあります。

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そういえばこっちで「見ざる、聞かざる、言わざる」のポーズをとった像とかよく見るがやけど仏教関連のことながやろうか。

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その後はすぐ近くのタンハー村を訪れてみました。村中こんな風に陶器を販売してしてる場所がたくさんあります。

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こんな感じで陶器作りも体験できました。店の人の写真やけど。体験だけなら無料でやらせてくれた。作ったところで形を崩さずに持って帰る手段がなかったし、固まった頃に取りに戻るのも面倒やったき作品は放置して帰りました。言ってしまえばあれくらいなら日本でもやれた笑

その後はホイアン中心部に戻ってお昼を食べました。

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この料理がカオラウと並ぶ、ホイアン3大料理のうちの2つ、揚げワンタンとホワイトローズです。上が揚げワンタンね。どっちも美味しかったけどカオラウほどではなかったなー。コスパ込みでやっぱカオラウが最強。

それからはホイアンの町を散歩したり、チェーを食べたり、特にこれといったことはしませんでした。

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そしてホイアンで見る2度目の夕焼け。やっぱすごい。

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夜のホイアンはやっぱり信じられないくらい綺麗。いつまでも歩き続けられそう。今まで訪れたどこの町の雰囲気とも異なります。東南アジアでこういう場所はなかなかないやろーな。

というわけでホイアン2日目終了です。あんまし何もできんかったけど笑

明日はホイアン郊外にあるミーソン遺跡で朝日を拝みに行きます。その後は午後6時半発のオープンバスでホーチミンまで。ほぼ1日かけてのバス移動。ホーチミンには絶対訪れたい場所が1つあるし、なんとかスケジュールを早めつつ頑張りたいです。それではまた明日!チャオ!

世界遺産のノスタルジックタウン ホイアン

こんばんは!町そのものが世界遺産として登録されているホイアンにやってきました。

フエに到着したあと、ベトナム統一鉄道でダナンへ。そこからバスでホイアンまでやってきました。総所用時間4時間ほど。料金は鉄道が6.5万ドン(約310円)、バスが2万ドン(約100円)でした。

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列車の中はこんな感じでわりと快適。やっぱ今まで訪れてきた国の中では一番ベトナムが発展しちゅう気がする。それなのに物価がめちゃくちゃ安いのがすごい。マレーシアもベトナムもタイもそれなりに発展しちゅうのに物価が安いのはなんでながやろ。ラオスは逆に物価高いし。話を戻すと、ベトナム統一鉄道めっちゃ良かった!

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海沿いを走りよったき、山の上からビーチとかも見えて景色がめっちゃキレイやった。この日は天気も久々に快晴やったし。オープンバスじゃなくて鉄道でベトナム横断するのも悪くなかったなー。

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というわけでダナン駅に到着。ダナンはどっちかというとリゾート地が多くて、珍しい場所とかがそんなにあるわけやないきそのままスルーします。

ダナン、ホイアン間には循環バスが出てて、停留所まで歩いて向かっていると、偶然バスが横を通ったので途中から乗せてもらえました。外国人はこういうバスでぼったくられることが多いらしいけど、自分は黙って2万ドン出したら何も言われんかった。他のブログとか見たら外国人料金として5万ドンくらい払っちゅう人も多いっぽい。

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バス内はこんな感じ。バスの外側は真っ黄色に塗られてます。思えばローカルバスに乗るのはこれが初めてやった。やっぱ安いのが一番の魅力。

ホイアンは海のシルクロードを結ぶ一都市として中継貿易で栄えた町。日本人町も作られてて、どこか日本チックなところもある。ホイアンの一番有名な観光地は来遠橋(日本橋)やしね。この町はランタンの町として有名で、町の至るところにランタンがぶら下がっちょった。町並みは、木造建築や、壁が黄色く塗られた中国建築が多いです。

ホイアンに着いたら、まずは明日オープンバスでホーチミンに向かうためにバスオフィスに向かいました。するとここで問題発生。明日のバスは席が埋まってるかなんかで乗れないらしい。現時点でかなりスケジュールぱつぱつやのに、ホイアンで3日過ごすことになりました。スケジュールだけじゃなくて、ホイアンで3日もおったらすることがなくなるってのも問題やけど。

そのあとホテルのチェックインを済ませて、旧市街へ向かいました。ホイアンの良いところは、良い意味で「ベトナム感」がないところ。めちゃくちゃ静かで綺麗な町です。町が静かな理由は、旧市街は歩行者天国になってるから。自転車は走っとるけど。町を散歩してても、すごく気楽に歩けてオシャレな町並みを楽しめます。なんか高校の遠足で岡山の倉敷に行ったの思い出した。

この時が2時くらいでお腹が空いてたので昼食をとることにしました。ホイアンには3大料理があって、そのひとつがこのカオラウという料理。

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にほんじんが持ち込んだうどんから派生した料理らしくて、実際に麺はほんとにうどんに近い。料金は3万ドン(約150円)。先に言っておくと、この料理、今まで食べた料理ベスト3に入るくらい美味しかった。やっぱ日本人の口に合うんやろうか。1日3食カオラウでも余裕ってくらいには美味しい。

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これが日本橋です。夜にはライトアップされてました。その逆側にはこんなものが。

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やっぱホイアンって日本と繋がりが深いとこなんやなー。

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天気が良かったのもあって夕焼けがめちゃくちゃ綺麗。そしてだんだんとランタンが赤くなる時間帯に。

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自分が今まで生きてきた中で、間違いなく一番美しい町やった。写真じゃ伝えきれんのが悲しいくらい。高知で言えば、小ちゃい神社で開かれる輪抜け祭りを大規模にした感じ。説明下手やけど、そんな感じのちょっと田舎っぽいノスタルジーがある。道後温泉の温泉街みたいな感じやろか。

ホイアンでは月に一回、満月の夜にランタン祭りが開かれるらしい。この祭りの日は街灯が全て消されてランタンの灯りだけが灯されるらしい。川には灯篭もいっぱい流されるらしい。こんど行くときはぜひそのタイミングで訪れたいなー。

ホイアンの町はいつ、どこを歩いても全然飽きんし、ゴミもあんまし多くなくて清潔やし、何より静かやし、ベトナムとは思えんオシャレな町やった。この町が世界遺産なのには納得やね。

明日は自転車で地方の村へでも行こうかなーって感じでいます。ホイアンは歩いてるだけで楽しい場所やから逆にすることがないがってね、、、

というわけでまた明日!チャオ!

統一鉄道中膝栗毛

こんにちは!昨日さらっとブログ更新サボってたのでパパッと更新したいと思います!

現在、フエに到着しました。オープンバスで14時間ほど。本来ならこのまま13時半発のバスでホイアンを目指す予定だったんですけど、なぜか13時半発のバスがなかった、、、

というわけでまずはベトナム統一鉄道に乗ってダナンへ、その後はバスでホイアンに向かうことにしました!お金はちょっと損することになるけど、なんかこっちの方が「旅」って感じがしていい!

実は昨日ウエスタンユニオンでの現金受取りに成功しました!だから余裕がめっちゃ出てきてる笑 これで貧乏旅にこだわる必要もなくなってくるなー。

いったん余裕ができるといつもの旅が全然違って見えてきます。なんか駅まで乗せてってくれたバイタクのおっちゃんも朝飯食べたレストランのおっちゃんもめっちゃいい人やってテンション上がります。後半戦、移動が多くなるやろうけど精一杯楽しんできます!

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もう電車が出発しそうなんやけど、急いで昨日食べたベトナム料理紹介します!

1枚目はベトナムで有名なデザート、チェー。

ベトナム版あんみつみたいな感じ。白玉とか入ってます。おやつに最適。

2枚目はブンチャー。つけ麺みたいなもんです。ハノイにはブンチャーで有名な店が2つあって、1つはオバマ大統領が訪れたというレストラン、もう1つはダックキムっていうローカルレストランです。自分は場所が近かった後者を選びました。麺自体はそうめんっぽい。豚肉が美味しかった。

3枚目はベトナムで有名なコーヒーのエッグコーヒーです。ほんまに卵入っちゅうがやろうか。めっちゃ甘々やった。ちなみにヨーグルトコーヒーも飲んでみました。コーヒーの中に普通にヨーグルト入っちょった。

まあこんな感じでめっちゃざっくりやけど、ベトナムの良いとこはご飯が美味しいとこ、それから物価が安いとこです。ベトナム料理制覇したいなー。

それではまた今日の夜にでも更新したいです!チャオ!

龍の降り立つ地 ハロン湾

こんにちは!昨日はベトナムで最も有名な観光地、ハロン湾にやってきました。

ハロン湾とは、ハ(降りる)ロン(龍)っていう意味らしくて、昔この地が外敵の侵入に悩まされていた時、龍の親子が宝玉を降らせて外敵を追い払ったっていう伝説から来てるらしいです。この宝玉がハロン湾の海から突き出た奇岩になったとかなんとか。

ハノイからだいたい4時間くらいかけてハロン湾まで到着しました。バスの中で隣のベトナム人夫婦がぶどうとグレープフルーツをくれた!しかもこの人たちはめちゃくちゃ良い人たちで、近くの眠ってる日本人の方に首枕を貸してあげたりしてた。ベトナム人の株がちょっと回復しました。

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まずは港から船に乗って奇岩地帯まで移動します。昼食もこの中で食べられました。

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入り組んだ場所にだんだん入ってくると、そこからはバンブーボートかカヤックで湾内を回ることができます。自分は安定のバンブーボートを選びました。料金はツアーに含まれてなくて、バンブーボートが5万ドン(約240円)、カヤックが10万ドン(約480円)。でもずっとお金払わずに待ちよったら、流れでタダでバンブーボート乗れた。

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バンブーボートではこんな感じで洞穴のなかを進んだりできて大迫力!近くから見るとやっぱりそのスケールに驚く。鳥の鳴き声を聞きながらこんな壮大な景色が眺められて、ハノイでの都会疲れが癒されました。カヤックもかなり自由度が高くていろんな場所に行けるんでそっちも悪くないです。ただその場合は集合の時間は絶対確認しといてください。後で大事件が起こりました笑

同じバンブーボートに乗った1人の日本人バックパッカーの方と出会ってその後も一緒に行動することになった。また船に戻って次の目的地を目指してたら、この方(エアさん)が日本人が1人足りないってことに気づいた!その方はカヤックの方に乗ってて、バンブーボートの上で一度姿を見かけたきり、どこにもいなくなっちょった。自分ら2人は「ま、まあ次の船かなんかで来るやろ」って感じで楽観視しながら、次の目的地であるティエンクエン洞を楽しみました。

ティエンクエン洞は、ダウゴー島にある鍾乳洞。海から垂直に突き出た奇岩を不思議に思ってたんですけど、その中はもっと不思議で幻想的でした。

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中はこんな感じでライトアップされちょった。面白かったのが、どこの場所を見ても全く異なる鍾乳石ばっかで、どこを見ても全然飽きないってこと。

そしてティエンクエン洞の探検も終わって、さあ港へ帰ろうってなったときに、やっぱり日本人の方が1人足りんってなった。ツアーガイドの方も1人足りんことに気づいたのか、点呼を取り始めたので、なんとかなけなしの英語力で事情を説明。急遽バンブーボート乗り場に戻ることになった。

ずっと心配してたんやけど、乗り場まで戻ったらそこには日本人の姿が!なんか自分まで安心して嬉しくなった。まあもっと早くツアーガイドに言っちょったら良かったがやけど。っていうかツアー客置いて行くとか適当すぎるやろ、、、

この事件は正直ハロン湾よりも思い出深いものになりました笑

この方はタツヤさんという方で、ハノイまで帰ったら3人でご飯を食べに行こうってことになった。何を食べるかは決まってなかったんやけど、旧市街の中で見つけたレストランに入ることに。

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レストランって言っても、こんな感じで店外に椅子を並べてそこで食事をする感じ。この日は焼肉をすることになりました。ハノイなら2000円あれば腹いっぱい焼肉が食べれた。1人2000円やなくて3人で2000円ね。ベトナムの焼肉はバターを使うっぽくて、これが意外と焼肉にすごく合っててめちゃくちゃ美味しかった!タレの代わりに塩とライムと唐辛子が使われててそれもすごく美味しい。この時の写真は後でエアさんが送ってくれるそうです。また今度写真をもらったらこの記事に載せようかと思います。

というわけでハロン湾よりもでかかったこの思い出。またどこかで会えるといいなー。

今日は夜行バスに乗ってフエへ。明日フエに到着するとそのままホイアンに向かいます。こっからはバスの移動がかなり続きそうです。ではまた明日!