"It's NOT a small world!!" 18からのバックパッカー

18からのバックパッカー 海外旅行紀

段々畑でつかまえて 少数民族の村へトレッキング

こんばんは!今日は少数民族の村を目指してトレッキングツアーに参加してきました。サパには多くの少数民族が暮らしていて、その民族の村を訪問するツアーが人気らしい。自分がツアーの中で見つけた民族は黒モン族、花モン族、赤ザオ族やった。黒モン族はサパならほんとにどこにでもおって、いろんなとこで土産物を売りよった。

天気が良かったらツアーの中で一面に広がる棚田の絶景が見渡せる、、、はずやったんやけど

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この日はあいにくの大雨。霧もかなりすごかった。

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でも歩いているうちにだんだん雨も止んできた!前に見えるのが黒モン族です。彼らはツアーの間ずっといっしょについて来てくれて、どこから来たの?とか名前は?とかフレンドリーに話しかけてきたり、足場が悪い道では手を貸してくれたりしました。

ただ、彼らがなぜこんなことをしてくれるかっていうと、自分たちツアリストに同情を誘って最終的に土産物を売るためです笑 黒モン族が背中に背負ったカゴには何が入っちゅうがかなーってずっと思いよったがやけど全部商品やった。今日ちょっと残念やと思ったのは民族がいわゆる「プロ民族」みたいになっちゅうこと。もちろんそうさせたのは自分たち旅行者ながやけどなんかなー。

そういえばサパでは小学生くらいの子どもがよく悲しそうな顔で話しかけてきて商品を買ってもらおうとしてきます。こんなことは他の場所では一回もなかったんやけど、サパはほんとに以上なくらい多かった。絶対親がわざとそうさせゆうわ。卑怯な手を使っててちょっと悲しくなった。

平日やのにこんなに子どもおるなんて学校行ってないがかなーって思って、英語が流暢な黒モン族の人に聞いてみたら、一応みんな学校には行きゆうっぽい。あんまり英語聞き取れんかったき自信ないけど。ひょっとして夏休みとかかな?ラオスの夏休みは3ヶ月くらいあるらしいけど。

それにしても少数民族っていうわりに英語めっちゃできるなーって思って、どこで英語勉強したのか聞いてみたら"I learn English from try."って答えが返ってきた。どうやらサパのツアリストに話しかける中で英語できるようになったらしい。サパの人はみんな独学で英語を覚えるがやって。自分とか6年以上英語を勉強してきたのに黒モン族の方が流暢やってショックやった、、、

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これは黒モン族のおばあちゃんがその辺の雑草で作ってくれた馬。いやこんなんで情に流されたりせんけど。

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トレッキングツアーって最初はわりと舐めちょったけど実際行ってみるとキツかった。こんな感じで道なき道を進みます。しかも雨のせいで足元がかなり滑る。

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景色はこんな感じで一面に棚田が広がっちょった。ほんとどこを見渡しても絶景。

3時間くらいかけてラオチャイ村(黒モン族の村)に到着しました。そこで待っていたのは今まで優しくしてくれた黒モン族の土産物押し売り大会。自分は絶対買いたくなかったしそもそも欲しいもんなかったき、20万ドン(約1000円)の商品を5万ドン(250円)なら買うって言い張った。15分くらい押し問答してリーリィ!アイハブノーマネー!とか言いまくったら6万ドン(300円)で買えた笑 最後に自分が100万ドンくらい札が入った財布で買い物しようとしたら「ユーハブマッチマネー!」って怒られました笑 黒モン族の方、ごめんなさい。

というわけで今日のトレッキングツアーは終了しました!

その後たまたま入ったレストランで日本人の大学4年生2人組がおって自分に話しかけてきてくれた!サパにはほとんど日本人おらんきほんまに奇跡的な出会い!レストランの食事もおごってくれたしその後焼き鳥までおごってくれた!最近ちょっと寂しくなりつつあったけど、また元気をもらえて明日からも頑張れそう。

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明日は世界最長のケーブルカーに乗って標高約3100メートルまで行ってきて、その後は寝台バスでハノイまで行こうかと思います。ではまた明日!