消えた都 世界遺産 古都アユタヤ
こんばんは!朝9時くらいに電車に乗って揺られること約2時間。アユタヤに到着しました。ちなみに運賃は15B(45円くらい)で信じられんくらい安かった。
アユタヤは平坦な道が多いので自転車やバイクをレンタルして観光するのが人気やったりするらしい。というわけで50B(約150円)でママチャリをレンタルしてみた。
アユタヤについては世界史を選択していた人なら名前くらいは聞いたことあるやろうけど、アユタヤは1351年から1767年まで続いたアユタヤ朝の都。もはや授業で習ったことはほとんど忘れちょったきウィキペディアでちょっとだけ調べてみました。アユタヤ朝はビルマ軍(タウングー朝)に滅ぼされて、アユタヤの寺院は略奪された。この寺院では王様の遺骨などを納めていて、寺院の中には財宝も隠されていたらしい。
まずはアユタヤ遺跡で最も有名な寺院、ワット・マハータートにやってきた。
この寺院は全てレンガで作られていて、レンガには苔がむしていたり、その隙間から植物が育ってきていたり、どこかノスタルジックな雰囲気を醸し出していた。
この寺院で最も有名なのはこれ。
放置された仏頭の下から菩提樹が育って仏頭が埋もれてしまっている。こうなった背景としては、かつて仏頭には金箔が貼られていたらしく、ビルマ軍が侵略した際に仏像の頭部を切り落としたそうだ。
実際、遺跡の中には多くの仏像があるが、そのほとんどの頭部が欠けている。
観光客の数もかなり多くて賑わっていたけど、なんとなく悲しくなるような、そんな場所だった。
そういえばちょっと面白いことあったき書いときます。中を巡っていると制服を着た女の子の集団に突然英語で話しかけられて、よく聞いてみると学校の勉強かなんかでインタビューがしたいらしかった。インタビューに答えられるほどの英語力なんてなかったけど単語を連発してたらなんとか通じたっぽい笑
ちなみにインタビューの内容は、どこから来たか、アユタヤに来たのは何でか、タイ人についてどう思うかなど30個くらい質問されたと思う。お土産は買ったか聞かれて、まだ買ってないって言ったらこれもらえた!
最後に写真もみんなで撮った!
写真から見たらほんとに高校生にしか見えないけど、聞いてみたらみんな20歳以上やった!タイでは大学生でも制服着るらしいね。
次に訪れたのがワット・ラーチャプーラナ。この寺院についてはよく分からんけど王様の遺骨が納められちゅうらしい。最初に行ってみて思ったのはそのスケールのでかさ!
写真では分かりづらいけどほんとにでかい!むかしの人はどうやってこれ作ったんやろ。
塔の中に入るとこんな感じ
階段というよりハシゴにしか見えない傾斜の階段を降りていくと、小さな空間があって、そこには当時の壁画が残っていた。
うーんなんとも不思議なカンジ。
そのあとはワット・スワン・ダラランラームの壁画を見て、山田長政が居たという日本人町にも訪れようと思ったけどわりと距離があって挫折しました。
今日の夜は寝台列車に乗ってチェンマイへ!値段は高めで916B(約2800円)もした。とりあえず今は現金を節約せないかんきちょっとキツイ。まあとにかく初寝台列車で期待してます!
それではまた明日!